エアコンの取外し・・・
「取付するよりは簡単だろう」
たしかにその通りですが、取外しくらいといって油断してはいけません。
取り外し方によって、エアコンの寿命が短くなったり、冷媒ガスが抜けてしまったり、取付のときに余分な追加料金がかかるケースもでてきます。
※取り外して処分するのなら、そこまで神経質になる必要はありません。
私も仕事柄、他の工事業者さんが取り外したエアコンを取り付けることも多いのですが、
エアコン移設工事に慣れている工事業者さんなら基本的な取り外しのルール通りエアコンをまとめられており全く問題ないのですが、
ときどき、なんでこんな取外し方をしたんだろうと、心配になるエアコンを見ることがあります。
たとえば、
「エアコンの室内機に接続配管がくっついたまま運んできたケース」・・・これではエアコンがかさばって大変ですし、配管に負荷がかかります。
「配管、ドレンホースなどブチっと切断してしまったケース」・・・手抜きです。それぞれ接続場所からちゃんと抜いてあげる必要があります。
「配管の接続部分にキャップをしていない」・・・けっこう多いのですが、配管の中にごみ等入らないように保護するのは基本です。
ほかにもいろいろあるのですが、細かく指摘したらきりがないので、、、
「取り外しを依頼される前にここだけは知っておいてほしい5ポイント!」
1、工事業者はなるべく家電工事(特に移設工事)を専門にやっていそうな業者を探すべし。
2、取り外し工事の際は必ず冷房運転。「(冬場に)強制冷房」できない業者はあやしい?
3、取り外し作業時間は基本20~30分(特殊工事を除く)、時間のかかりすぎは慣れてない証拠。
4、室内機・室外機・ホース類、丁寧に分割し運べる状態に。配管のキャップ・保護をするか確認。
5、2F→1Fに配管を下ろしている場合や、室外機が壁面など特殊工事の取り外しも対応可か確認。
事前に問い合わせて聞いてみるもよし、取り外し当日に作業姿をみて確認するもよし、
ちょっとしたエアコン取外しの知識が、エアコンを長く使っていただくために重要です。
ちょっと目を光らせて、チェックしてみてください♪