工事日記の第2弾!
ここ最近急に暑くなってきて、エアコン関連のお問い合わせも増えてきました。
今回もモニターキャンペーンで掲載OKをいただいたお客様宅での工事のご紹介です♪
【宇部市N様・エアコン手直し】
設置場所: アパート1階・既設穴あり
エアコン情報: 既設エアコン
工事内容: エアコン取外+取付 (再取付)
工事費用: 9,500円+税(モニター割引有)
今回はエアコン室内機が壁から落ちた!との報告を受けてご依頼いただきました。
1、エアコンの状態の確認
見るとエアコン室内機が突っ張り棒で下から支えられている状態!危ない!
近くから覗いてみると、室内機裏の据え付け板が宙ぶらりんの状態になっており、
壁に固定してあったビスがすぽっと抜けていました。
2、原因の確認
こうなった原因ですが、
エアコンハンガーなどと言われる、エアコンにひっかけるタイプの物干しを設置され、
洗濯物の重量に耐えられなかったことが原因のひとつです。
ただ、そもそもこのエアコンの室内機の据え付けが強度不足だった点も原因と考えられます。
というのも・・・
室内壁の強度があまりない場所での設置だったため、
最初に設置された業者さんはアンカーボルトという強度をアップさせるための施工をしています。
ただし、上記の写真にあるタイプのアンカーボルトは、落下事故の報告としてよく挙がるものです。
実際に今回のケースもアンカーボルトごと抜けていました。
3、落ちないための対策
そのため、アンカーボルトを安全な強度のあるタイプのものに変え、
下地がありそうなところにビスを多めに打ち込み、強度を保つ対策をしました。
4、仕上げ・完成
室内機を設置し、少し体重をかけても落ちることがないか確認します。
隙間もなくなり、ぴたっときれいに元に戻りました。
設置場所は変わりませんが、一度エアコンを取り外し、
再取り付けをしていますので、真空引きももちろん欠かせません。
最後に試運転して完成です。
5、余談
今回のエアコン工事中ですが、
室外カバーを外したところ、穴をふさぐパテ処理がされていませんでした。
断熱材の切れっぱしを詰めていただけです。
数十円のコストカットなのかもしれませんが、
こういう工事をしているのをみると、他にも手抜き工事をしていないか心配になります。